恋愛一覧

竜王と鼠の姫の恋愛を綴る中華風ファンタジー『竜王陛下の逆鱗サマ』しきみ彰

『竜王陛下の逆鱗サマ』は私の憧れそのものでした。彼らのように甘い言葉を交わし合うように愛し合いたいと願っておりました。しかし、私が愛した人はもう私には何も囁いてはくれず、私は誰よりも嫌いな殿方のもとへと側妃として嫁ぐことになったのでございます。

手に汗握る戦闘シーンが魅力のダンジョンファンタジー『カボチャ頭のランタン』mm

ジャックにとって『カボチャ頭のランタン』は人生最後の本になるはずだった。それが嫌だったジャックは、魂を取りに来たという悪魔を捕らえ、自分の魂を取らないように契約を交わさせる。しかし、ジャックは思わぬところで自分の所業の報いを受けさせられることになる。

二人だけの聖騎士団が魔物との戦いの末に仲間を得るファンタジー『ふたりぼっちの聖騎士団』さき

さき先生の『ふたりぼっちの聖騎士団』は、私にとって学びを得るためのものだった。伝統だから。昔から続けてきたから。みんながやっているから。そんな理由で彼女はいじめられていた。その光景を見て、私は疑問を覚える。その伝統は、本当に正しいのだろうか、と。

ネット小説の教科書『心象エスキル』clamamus

clamamus先生の『心象エスキル』は、私にとっての教科書だった。ネット小説を書いていることが親友にばれてしまったけれど、親友も実は書いていて、しかも私よりもよほど先を行っていた。そんな彼女から『心象エスキル』を教えられて、私は決意を新たにする。

薬屋の少女が後宮で謎を解き明かす『薬屋のひとりごと』日向夏

日向夏先生の『薬屋のひとりごと』を読んで、私は実験や調合が大好きになった。そのおかげで入学することができた理系の大学で実験漬けの日々を送っていたけれど、極上の容姿を持つ男につきまとわれるようになってしまった。恋愛なんて、私はちっとも興味がないのに。

醜いと言われた令嬢は鉄鎧をまとった『重装令嬢モアネット かけた覚えのない呪いの解き方』さき

さき先生の『重装令嬢モアネット~かけた覚えのない呪いの解き方~』を読んで私は思わず涙を流しました。彼女は私と同じ。自分を隠すために鉄鎧を纏ったモアネットと顔を隠すために仮面を被った私。その本は私が人間になるための方法を教えてくれたのです。