糖質がすべての元凶『医者が教える食事術 最強の教科書』牧田善二
自分は健康だと思っていた。老人になっても働けるだろうと信じていた。それが間違いだったことを知ったのは、五十代になってからのことだ。
入館ありがとうございます。ごゆるりとお寛ぎくださいまし。
自分は健康だと思っていた。老人になっても働けるだろうと信じていた。それが間違いだったことを知ったのは、五十代になってからのことだ。
「添加物を色々混ぜると、ハンバーガーそっくりの味になるんだよね」
鏡を見て、私はため息を吐いた。まるでドラム缶。自分のでっぷりと膨らんだ腹の肉をつまむ。いっそのこと、こいつもステーキにして食べてしまいた...
今日も、やつが来る。ぐるぐるという唸り声。締め付けるような痛み。額から脂汗が伝い落ちる。痛い。痛い。腹が、痛い。
それは夕食を食べる時に、ふと頭の中に浮かんだ疑問がきっかけだった。あそこから、私の食生活は変わったのだ。
衝撃だった。何だろう、このタイトルは。そんな荒唐無稽なことを、本気で言っているのか。その本を取ったのは、それがきっかけだった。
唐突に、ふと、疑問に思った。私が今飲んでいるこの飲み物は、いったい何なのだろうか、と。
その本は衝撃だった。今まで私が痩せると信じて続けてきた食事。それが間違いなのだと、突き付けられたのだから。
私は疲れ切っていた。日々の生活に。生きていくことに。そんな時、一冊の本が目に入った。