娘を失った夫婦は死神とともにサイコパスと対峙する『死神の浮力』伊坂幸太郎

男は僕の本探しを手伝ってくれるという。次に探すのは、『死神の浮力』。『死神の精度』の続編らしい。彼からあらすじを聞いて、僕は今までになかったことだけど、物語の先が気になるようになってしまった。その思いに気を取られて、僕は彼の呟きを聞き逃す。